見てきました。なかなか良かったと思います。
とりあえずだいたい時系列順に感想書いてきますが一部細かい順序は違うかもしれませんのでご了承ください。
●ピッコロとパンの修行シーン・悟飯一家との会話
さりげないけど今回の映画の中でもかなり価値のある描写だったんじゃないかと思います。完全に悟空を除いた孫家のコーチングおじいちゃんになっている。
悟天はまあ……フュージョンはコーチしたよ。
ビーデルさんとも仲良さそうで微笑ましい。
スマホも持ち方は変だけど普通に使えててピッコロさんの知性に安心感がある。
●Dr.ゲロ家系図
グワーッ!21号!正確には21号に細胞が使われたDr.ゲロの妻!
ふつくしい……。
ふむ、21号が現れた世界線はIFとしてもゲロの妻がああいう見た目で科学者でというのは公式的に確定なんですね。16号の見た目の息子もおると。
ゲロに比べて写真が若いし、あえて昔の写真を使うこともないと思うので結構な年の差婚だったのか、はたまた若いころに故人となっているのか。16号の見た目の息子が大人になっているわけですからその時の年代の写真があればもう少し老けてると考えれば早世パターンかな?科学者の写真なんてしょっちゅう撮らないとすればわからないか。
ゲロとの間に愛情はあったのかとか妻に早世され息子にも先立たれたからゲロは16号を作ったのかとか考察の尽きないところではあります。
ゲロは息子の顔の人造人間作っちゃうあたり情があるので普通に夫婦の愛情もありそうな気はしますが。そりゃマッドサイエンティストなんで一般家庭から見たら少々形が違う可能性はあるかもしれないけどね。
つーか究極的には細胞だけ利用してるなら本人は生きてる可能性すらあるのか。死亡がどこかで明言されているかもしれないけど。
でも身体的には一般人の細胞をDr.ゲロが人造人間の研究の素体に使う価値があるとも考えにくいからやはり死んではいるかな……。死んでいれば最強の人造人間を作りつつ亡き妻も作ろうとするのはマッドサイエンティスト的にありそう。
いずれにせよ私が好きになった21号とは別人の話ではありますが……21号も今の人生を前向きに生きようとしていたし答えは出ないので考えすぎないようにしましょう。
●Dr.ヘドについて
劇中の通りの性格の男なのでナニモイウコトハナイ。研究費は大事だな。
●マゼンタ・カーマインについて
舞台装置として出てきて舞台装置として退場したのでナニモイウコトハナイ。
●ピッコロの潜入について
ピッコロのオツムがまとも過ぎて終始言うことがない。
パンの誘拐も含めてパンもおりこうさんなので特に心配要素がない。悟飯介護部隊だ。
●ブルマのケツ
グッド。中々面白い映画だ。
●サイヤ人のオッサンたちについて
ブロリーが赤ちゃんだこれ。
暴走するパワー的なところはZから引き継いだけど悪魔たんから赤たんに役割変更しましたと。萌え中年は流行ると思うよ。
ジレンの力はそこまで自分たちと変わらないが、その使い方が上手くて圧倒的だったんだ的なことをベジータさんが言っていました。まあいいんじゃないでしょうか。アニメ版は知らないけど漫画版超はそういう感じに舵取りしてましたし。
ビルスがチライをかわいいと言ってるの俗すぎてイメージと違った。しかし別にイヤとかではない。こいつも案外普通のおっちゃんやなと思った。オッサンズだよこいつら。いや女に興味なさそうなサイヤ人よりオッサンかもしれない。神。
レモへの評価も料理が上手いから上がってるんでしょうが、片付け中にアイスを食べるから一旦止めたりとかブロリーにもアイス勧めてたりホンマ気のいいおっちゃんになってきている。
ちなみに悟空が前作でブロリーに対して多分ビルス様より強いと言っていましたが、悟空がビルスの底を把握しきれているのかが疑問かつ戦闘経験において圧倒的な差があると思うので私はブロリー対ビルスの直対はビルスが勝つと思っている派です。
●ピッコロのパワーアップについて
ドラゴンボールのアップデート簡単だなおい。
雑とは言え昔はデンデが未熟でできなかったんだろうなと思えばセル偏とかブウ編で同じ事すればよかったじゃんアゼルバイジャンというツッコミには対策ができています。
オレンジピッコロはまあいいんじゃない(適当)。
ゴールデンフリーザだって見た目そのままの名前だし超サイヤ人ブルーだってそうじゃんね。
一応悟空ベジータクラスと目されていたガンマ2号を即ボコは相当強いっすね。
見た目ちょっとスラッグに似ちゃったねピッコロさん。
●悟飯の強さについて
俗にいうアルティメット悟飯は初変化時もスーパーサイヤ人みたいな感じで気合を入れてみろと言われていたし、形態変化の一種かつ普段トレーニングしてない悟飯だとぶちのギーレェしないと中々発動できないって感じなんすね。まあいいんじゃないでしょうか。
ガンマ1号といい勝負だったんでこれもまあブルークラスか。
まあDBの世界観では誰かがレベルを上げると周囲も自然にそれについていくんで別に驚きはしないです。キレたから強くなったんだよ文句あっかという文法で十分。
●セルマックスについて
巨大化再生怪人という舞台装置として復活しそして死んだ若本。
蘇りまで果たしたフリーザ様とどこで差がついたのか。慢心、環境の違い。
今作全体バトル描写としては前作が凄すぎてそれには及ばないかなと思っていますが、タイマンの人対人がメインだった前作と違い巨大生物にチームで挑むという別の描写にチャレンジしているのは好印象でした。及ばないかなと言っても全体的には普通に良かったですし。
●ゴテンクスについて
最近の映画のなかったものにされてた感凄かったもんな悟天とトランクス。
ちゃんとした変身ができないのは残念だったけど今回の主役はピッコロさんと悟飯なのでアキラメロン。コメディリリーフしつつ戦闘的にも若干活躍していたのは良かったよ。
●クリリンと18号について
こいつらいつもホンマええやつやなわざわざ駆けつけて命かけてよ。ブルマさんは謝礼金を差し上げてください。
18号がパンを見るやさしい目つきが母親感あって良かったです。
●超サイヤ人2風身勝手の極意風ブチギレ悟飯について
大人になるとその髪型似合わねえなあ!仕方ねえよそれは。
変身形態として何に分類されるのかわかりませんが、髪色的に身勝手要素入ってるよね?
身勝手の極意はブちぎれるというよりは落ち着いて発動するような感じだったので(漫画版ではね)完全に同一ではないように思えます。目も赤いし。
ただ悟空が発動するの見てはいるはずなんでそこから何らかの要素をラーニングしたのか。知らんけど。
決め技が魔貫光殺法で完全なぶっつけじゃなくてこっそり練習していたというのがほほえまC。
●ラストまでの流れとオチについて
2号はいいやつだったよ……。
犠牲無しで勝てるほどぬるい戦いではなかった描写をすること、今後の展開を考えるとガンマ1号2号そろっていると新キャラが多すぎるとか消された理由は色々考えられますが死に様がカッコよかったのでこれで良かったと思います。
ヘドがブルマに雇われたのは作中言われてる通りでそもそもめたくそな悪ではないし科学者として有能だし目を離した方が危険だし、メンバー全員言葉でのコミュニケーションがきちんと取れる奴らなんで当然の帰結でしょう。
天才科学者は既にバーゲンセールのようにいるのでこいつらがいたからできる展開というのは特にあるとは思えませんが、能力はあるので便利装置の一つとして活躍していけるのではないでしょうか。
●ベジータ君大勝利
変身なしの制限ありでなおかつスパーリングではありますが勝ちました。良かったね。
はたから見てれば常に悟空と五分いってるように見える男なんで元々100戦やればだいたい50:50になりそうな気もしますが、ここまで力尽きるまでの試合はあんまりやってなかったんですかね。
レモとブロリーが泣いてるのはまあ男だから。ブロリーは赤ちゃんだからというのもあるか。
つうかこいつらマジで今回空気だったなあ。まあ趣旨がそうだったし主人公だから当たり前とはいえいつもこいつら出張ってたからたまにはヨシ。
●総評
普通に面白かったんで80点です。
なんかぶっとんだことは起こらないですが、ヘドスカウト時のRR軍の常識的な態度からピッコロ潜入時の無茶しない感じまで終始まとも人間ゴンって感じで進むんで安心感があります。悟飯覚醒のきっかけもピッコロとパンの仕込みで緊張感がないと言えばないですが、緊張感より物語構成が変にならないというのが優先された感じでしょうか。
ブロリーの時は映像美もあり3回見に行きましたが今回は普通に映画として面白かったという感じなので映画館で再視聴は特にする予定はないですね。
以上です。とりあえず書きなぐり。